Work flow 仕事の流れ
「自動車部品についた1㎜の傷を発見したい」「化粧品の色味を検査したい」「唐揚げをピッキングしたい」など、お客様のご要望は様々。実現のために必要な機器・機能を定義し、要求仕様書にまとめます。
要求仕様書をもとに、まずはどうすればお客様のご要望を実現できるのかを設計(基本設計)し、次にどのようにシステム化するか見えない部分の設計(詳細設計)を行います。
人が目でモノを捉えて認識する作業を、ロボットが行えるようにするための工程です。実際の対象物(ワーク)を撮影する最適な環境(機材、照明、カメラ位置・角度等)を整え、明確に認識できるよう画像処理を実装。検査のOK/NG判定もこの工程で設定します。
1つのシステムは数々のプログラムの集合体で、各モジュール(プログラムの部品)が正確に機能することで成り立ちます。ここではモジュール単体でテストを行い、不具合がないか確認・修正を行います。
モジュールを組み合わせ、他部署と協力しながらシステム全体の動きを確認。モジュール単体テストでは完璧でも、結合すると正確に動かない、ということもあります。致命的な不具合を洗い出してバグの修正を行って、品質を高めます。
完成した装置をユニットごとにバラしてお客様の元へ搬送し、現場で復元します。お客様側の上流・下流システムと結合し、試運転で動きを確認・調整。思い通りの動きができれば成功です。オペレーターに使い方をご説明し、納品完了となります。